後天性真皮メラノサイトーシス 1回の治療でどこまで改善するのか? SSクリニック 皮膚科・美容外科 名古屋市中区
従来,遅発性/両側性太田母斑として太田母斑の亜型と扱われていたが,現在は独立疾患と考えられている.前額側面,頬骨部,鼻翼などに灰褐色の直径1〜3mmの点状色素斑が多発し,次第に色調が濃くなる(図20.14).思春期〜中年の女性,とくに日本人や中国人に好発する.病理組織学的に真皮上層にメラノサイトの増加を認める.眼球メラノーシスはみられない.レーザー療法が有効.肝斑(16章p.309参照)との鑑別や合併に注意する.